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開館50周年記念 美の祝典 III  江戸絵画の華やぎ [美術]

出光美術館
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html

シリーズ第三期、最終期は江戸絵画。
やまと絵も水墨画も良いけれど、素人にはやっぱり江戸絵画は見て楽しい、綺麗、面白い。
浮世絵から琳派の屏風絵、祇園祭礼図など見応えあるものがずらりと並ぶ。

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喜多川歌麿 更衣美人図
肉筆画。薄物の着物から透けて見える襦袢、指先まで繊細に描かれた女の色気が漂う。

浮世絵は他に北斎、栄之らのものも。

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酒井抱一 風神雷神図屏風
抱一の、宗達、光琳へのオマージュとして名高い作品。宗達の豪胆さに比べると、落ち着きと品の良さも感じるのが抱一らしい。でもやっぱり楽しいな、風神雷神図は。

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酒井抱一 紅白梅図屏風
有名な光琳のが金箔地なのに対し、こちらは銀箔。そのせいでとても冴え冴えとした、澄み切った空気が感じられるよう。今回の展示では、二隻を角を挟んで展示。前に立つと、紅梅と白梅に囲まれている気分になる。背筋が伸びるような凛とした心地になって、幸せ。
しかし、何故銀なのに黒ずまないのかな。不思議。

抱一は他に十二ヶ月花鳥図や八ツ橋図屏風もあり充実。
もちろん、宗達、光琳、其一らもあって、琳派好きにはたまらない展示。

そして今期も伴大納言絵巻。下巻の展示で完結。どこ見ても面白い。


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