モネとマティス もう一つの楽園 [美術]
ポーラ美術館
https://www.polamuseum.or.jp/sp/monet_matisse/
前々から一度行ってみたかった箱根のポーラ美術館。やっと思い立っていってきました。
今やっている展覧会はモネとマティス。どちらかというとマティスが目当て。
とは言ってもやっぱりモネも素敵。特に日差しの明るさが感じられるものが好き。
モネ《ジヴェルニーの積み藁》1884年
そしてモネといえば蓮。
これは左が1907年、右が1906年。比べると、蓮の葉や花の位置がほとんど同じ。モネの庭師は毎日同じ位置に蓮があるように整えていたという。
屋外を描くことがほとんどだったモネに対し、マティスは室内を好んだようだ。ニースにアトリエを構え、室内や窓辺に座るモデルを何枚も描いている。
マティス「鏡の前の青いドレス」1937年
マティス「リュート」1943年
昔はマティスの色使いについて行けなかった。なんでこんなごちゃごちゃなんだろうって。今もわかるわけではないが、この大胆さにむしろ惹かれる気がする。
この「リュート」は、その後タペストリーも制作されていてその実物も展示されていた。
またモネの睡蓮を原画とするタペストリーも。
モネは自ら造り出した庭に、マティスは自ら装飾を施した室内のアトリエに、それぞれ理想を求め、それを描き続けた。理想としたものは違ってもアーティストとして追い求めたものには共通点がある。それを再認識させてくれた展覧会。
https://www.polamuseum.or.jp/sp/monet_matisse/
前々から一度行ってみたかった箱根のポーラ美術館。やっと思い立っていってきました。
今やっている展覧会はモネとマティス。どちらかというとマティスが目当て。
とは言ってもやっぱりモネも素敵。特に日差しの明るさが感じられるものが好き。
モネ《ジヴェルニーの積み藁》1884年
そしてモネといえば蓮。
これは左が1907年、右が1906年。比べると、蓮の葉や花の位置がほとんど同じ。モネの庭師は毎日同じ位置に蓮があるように整えていたという。
屋外を描くことがほとんどだったモネに対し、マティスは室内を好んだようだ。ニースにアトリエを構え、室内や窓辺に座るモデルを何枚も描いている。
マティス「鏡の前の青いドレス」1937年
マティス「リュート」1943年
昔はマティスの色使いについて行けなかった。なんでこんなごちゃごちゃなんだろうって。今もわかるわけではないが、この大胆さにむしろ惹かれる気がする。
この「リュート」は、その後タペストリーも制作されていてその実物も展示されていた。
またモネの睡蓮を原画とするタペストリーも。
モネは自ら造り出した庭に、マティスは自ら装飾を施した室内のアトリエに、それぞれ理想を求め、それを描き続けた。理想としたものは違ってもアーティストとして追い求めたものには共通点がある。それを再認識させてくれた展覧会。
12日から15日まで箱根・静岡・東京と旅行しました。12日にポーラ美術館に行きました。見ごたえありました。歌舞伎座も2月以来でしたが、お客さんが少なくて本来の華やかさはまだですね。11月の国立劇場楽しみです。
by nori (2020-10-16 08:52)