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日本美術デザイン大辞展 [美術]

三井記念美術館

日本美術の用語を展示品に解説をつけながら説明する展覧会。
あいうえお順に「葦手絵」「色絵」に始まり、「七宝紋」「青海波」「誰が袖」。。。などなど。

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「色絵」 色絵鶏香合 仁清作
仁清の焼き物は色も形も凝ってて素敵。

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「雲龍」 雲龍図 狩野探幽
いろんな画家が様々に描いてきた雲龍図。探幽の作も迫力いっぱい。

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「大津絵」 鬼の念仏
庶民的でユーモラス。


夏休みだし、子供や日本美術初心者向けの企画かと思いの外、「歳寒三友」、「すやり霞」「六祖図」などと言った、あまり聞き慣れない言葉も多く、説明も意外と難しい。子供などは多分途中で疲れてしまいそう。。。

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「雲母摺」 光悦謡本
膠で溶いた雲母を版木に塗って紙に写した料紙。雲母がキラキラ光るからきらずり。書と一体となって単なる書物ではなく美術品。
 
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「牙彫(げちょう)」象牙など動物の牙に施した彫刻のこと。
安藤緑山作 染象牙果菜置物 まるで本物と見まがうような精緻な作品。これはびっくりした。

5a.JPG
「吹き抜き屋台」 源氏物語画帳
上から室内を俯瞰した、日本独特の構図。

まあ、実のところは所蔵品展なのだが、キャプションに工夫することで特別展に格上げした、と言ったところ。
展示品そのものは優品揃いで見応えあり、勉強にもなるし面白い展覧会だが、私はあまり説明を読むのが好きじゃないので(作品を観てる時間より読んでる時間が長くなるのが嫌い)ちょっと疲れちゃったかな。
とはいえ、日本美術に親しむきっかけには良い展覧会だと思う。



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ぶんじん

収蔵品をいかに見せるかの企画力は大事ですよね。これはなかなか勉強になりそう。
by ぶんじん (2012-08-24 09:11) 

リュカ

やばい!これ見に行こうと思っていたのにすっかり忘れてました!!
うわー。。。会期中に行けるのかな。
今度の日曜日で終わりですよね^^;
by リュカ (2012-08-24 12:20) 

mami

ぶんじんさん、
勉強にもなるし、面白くて充実していました。
お時間があればぜひ!
by mami (2012-08-24 22:17) 

mami

リュカさん、
そうです、今度の日曜までですよ~!
まあ、所蔵品がほとんどなので、展示品自体はまた見られるとは思いますが、この企画は珍しいのでぜひご覧になって下さい。
by mami (2012-08-24 22:19) 

palette

うわ〜!面白い企画ですね!
行きたかった...やはりmamiさんとこは
こまめにチェックしなくては(^^;
by palette (2012-08-27 20:48) 

mami

paletteさん、
夏休みは各地でこういう子供さん向けの企画やってますね。
正直言って、これは子供には難しそうでしたが、面白かったです。またやってほしいですね。
by mami (2012-08-28 10:52) 

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