チコ&ザ・ジプシーズ@ブルーノート [音楽]
11月1日(月) 1st ステージ
年に数回しか行かないブルーノートに2週続けていくなんて、もちろん初めて。
「チコ&ザ・ジプシーズ」と聞いてぴんと来なくても、「ジプシー・キングス」と言えば「ああ、知ってる」という方も多いのでは。いまもビールのCMで流れる「ヴォラーレ」とかね。そう、ジプシー・キングスのメンバーだったチコが脱退後に新しく作ったのがこのグループ。実を言うと、私はジプシー・キングスのベスト・アルバムしか聞いたことがなくて、この新しい方のオリジナル作品は知らずにこの日のライヴに行ったのだが、どうもジプシー・キングス時代のレパートリーをほとんどそっくり受け継いでいる様子。
ヴォーカルの人もジプシー・キングスのメンバーなのかしら。アルバムの声によく似ているけど。
メンバーは9人。パーカッションとベースの二人とソロ・ギタリストのケマ以外は全員ギターを弾きながら歌も唄うという特色ある構成。あ、ギターは全員アコースティック・ギターです、もちろん。
ソロ・ヴォーカルも数名が代わる代わる務めるのだが、不思議とみんな歌い方や声質が似ているのが面白い。見る前はてっきりチコがソロなのかと思っていたら、そうでもないらしい。
ジプシー音楽、といってもなじみがないけれど、フラメンコのカンテと言えばわかるかな?とにかく、歌とアコギの見事な共演。
まあ、とにかく賑やかで楽しい。もちろん、哀愁のあるメロディーの曲をじっくり聞かせてくれる部分もあるけれど、全体としては陽気で、ノリノリでハッピー。
「ジョビ・ジョバ」「バンボレイオ」などのジプシー・キングス時代の大ヒット曲はもちろん、「ホテル・カリフォルニア」「ベサメ・ムーチョ」などスタンダード・ナンバーも。
そして、もちろんあの「鬼平犯科帳」のエンディング・テーマとして有名な「インスピレーション」も!これはケマのギター・ソロがじっくりと聞かせてくれて、しみじみ~。「鬼平」ファンとしては、涙ものの感動でした。
この曲はスロー・バラードだけど、このケマって言うギタリストはほんとにすごいテクニックの持ち主で、速いパッセージは文字通り目にもとまらぬ指捌きで、唖然とするくらい。なのにメロディアスで、カッコイイの。このケマのソロに、他のメンバーも負けじと絡むアコギのアンサンブルは、それはスリリングで面白かった!
これを聴いてわくわくする自分は、やっぱりアコギが好きなんだな~、と改めて実感しました。
もちろん、歌もどの人も上手くて味があって、オーディエンスの心をぎゅっとつかむような歌声で、ほんとに素敵。
途中からは、メンバーが「みんな、立って、踊って!」と呼びかけて、ブルーノートがダンス・フロア状態に。私は一人だったし、端っこのスツール席だったので遠慮しましたが(苦笑)、まるでディスコみたいに踊ってる若い女の子とかいて、ブルーノートでは珍しい光景だな~、なんて感心してしまいました。
「ヴォラーレ」に続いての最後のアンコールは、何故か(?)「マイ・ウェイ」。スペイン語で聞くと違う曲みたい。
なんだか、2週続けて、ラテン・ムードでノリの良いライヴだったな~。しみじみ、深い音楽とはまた違って、これも一興。
ところで、先週行ったミシェル・カミロのライヴの後、ブルーノートのCDプレゼントに応募したら、奇跡的に当選して、メンバー全員のサイン入りのCDを送っていただきました!感激です~。ブルー・ノートさん、ありがとうございます!
年に数回しか行かないブルーノートに2週続けていくなんて、もちろん初めて。
「チコ&ザ・ジプシーズ」と聞いてぴんと来なくても、「ジプシー・キングス」と言えば「ああ、知ってる」という方も多いのでは。いまもビールのCMで流れる「ヴォラーレ」とかね。そう、ジプシー・キングスのメンバーだったチコが脱退後に新しく作ったのがこのグループ。実を言うと、私はジプシー・キングスのベスト・アルバムしか聞いたことがなくて、この新しい方のオリジナル作品は知らずにこの日のライヴに行ったのだが、どうもジプシー・キングス時代のレパートリーをほとんどそっくり受け継いでいる様子。
ヴォーカルの人もジプシー・キングスのメンバーなのかしら。アルバムの声によく似ているけど。
メンバーは9人。パーカッションとベースの二人とソロ・ギタリストのケマ以外は全員ギターを弾きながら歌も唄うという特色ある構成。あ、ギターは全員アコースティック・ギターです、もちろん。
ソロ・ヴォーカルも数名が代わる代わる務めるのだが、不思議とみんな歌い方や声質が似ているのが面白い。見る前はてっきりチコがソロなのかと思っていたら、そうでもないらしい。
ジプシー音楽、といってもなじみがないけれど、フラメンコのカンテと言えばわかるかな?とにかく、歌とアコギの見事な共演。
まあ、とにかく賑やかで楽しい。もちろん、哀愁のあるメロディーの曲をじっくり聞かせてくれる部分もあるけれど、全体としては陽気で、ノリノリでハッピー。
「ジョビ・ジョバ」「バンボレイオ」などのジプシー・キングス時代の大ヒット曲はもちろん、「ホテル・カリフォルニア」「ベサメ・ムーチョ」などスタンダード・ナンバーも。
そして、もちろんあの「鬼平犯科帳」のエンディング・テーマとして有名な「インスピレーション」も!これはケマのギター・ソロがじっくりと聞かせてくれて、しみじみ~。「鬼平」ファンとしては、涙ものの感動でした。
この曲はスロー・バラードだけど、このケマって言うギタリストはほんとにすごいテクニックの持ち主で、速いパッセージは文字通り目にもとまらぬ指捌きで、唖然とするくらい。なのにメロディアスで、カッコイイの。このケマのソロに、他のメンバーも負けじと絡むアコギのアンサンブルは、それはスリリングで面白かった!
これを聴いてわくわくする自分は、やっぱりアコギが好きなんだな~、と改めて実感しました。
もちろん、歌もどの人も上手くて味があって、オーディエンスの心をぎゅっとつかむような歌声で、ほんとに素敵。
途中からは、メンバーが「みんな、立って、踊って!」と呼びかけて、ブルーノートがダンス・フロア状態に。私は一人だったし、端っこのスツール席だったので遠慮しましたが(苦笑)、まるでディスコみたいに踊ってる若い女の子とかいて、ブルーノートでは珍しい光景だな~、なんて感心してしまいました。
「ヴォラーレ」に続いての最後のアンコールは、何故か(?)「マイ・ウェイ」。スペイン語で聞くと違う曲みたい。
なんだか、2週続けて、ラテン・ムードでノリの良いライヴだったな~。しみじみ、深い音楽とはまた違って、これも一興。
ところで、先週行ったミシェル・カミロのライヴの後、ブルーノートのCDプレゼントに応募したら、奇跡的に当選して、メンバー全員のサイン入りのCDを送っていただきました!感激です~。ブルー・ノートさん、ありがとうございます!
2週続けてブルーノート羨ましい限りです。
ジプシー・キングス?
すぐ思い浮かばなくてYouTubeで検索したら
いきなり鬼平犯科帳のエンディング・テーマが流れました。
チコ&ザ・ジプシーズはジプシー音楽というより
本当にフラメンコですね。
陽気で楽しそうです。
by そらへい (2010-11-06 22:19)
サイン入りのCDが当たったとのことおめでとうございます。こういうのってうれしいですね。私にとっての大当たりは、故郷出石の永楽館こけら落とし公演で秀太郎さんの投げた手ぬぐいが取れたことと、近鉄囲碁まつりで棋士のサイン入り書籍が抽選で当たったことです。
by nori (2010-11-06 22:49)
そらへいさん、
いま何かと話題のYouTubeですね(笑)。便利な世の中です。
「鬼平」のテーマで、わかっていただけましたか?
チコ&ザ・ジプシーズの音楽は、フラメンコのカンテをもっとポップス風の味付けをした感じでしょうか。カンテだともっとリズムが複雑で哀愁がありますが、彼らのは聞きやすくて陽気ですね。
by mami (2010-11-06 23:53)
noriさん、
普段は本当にくじ運が悪いので、今回はびっくりでした。
歌舞伎の手拭いだって、長年通ってるのに1回しか拾ったことありません。確か南座の顔見世で、菊五郎さんが娘道成寺を踊った時です。
永楽館の歌舞伎、ちょうど今やってますね。今年は行かれるのですか?いつか行ってみたいと思っていますが、さすがにちょっと遠いです。
by mami (2010-11-07 00:01)
はじめまして。
チコ&ザ・ジプシーズライブの記事をみました。
すでにご存知かもしれませんが、
ジプシーキングスの兄弟バンド、『ヒターノファミリー』が来日しています。
全国ツアー中なのですが、もしご興味がございましたら、
ホームページをご覧になってみてください。
突然のコメントで失礼しました。
by はじめまして。 (2010-11-09 20:12)