アンコールワット旅行記（番外編）

旅行記は書き終わったのですが、撮りためた写真の中から彫刻の素敵なものをいくつかご紹介したいと思います。
記事中にも何度も書きましたが、アンコールワットの遺跡は彫刻だらけです。神話や伝説を描いたレリーフや、仏像や女神像などモチーフは様々です。

ややこしくなるので記事では触れませんでしたが、アンコールワット周辺は、仏教の時代とヒンズー教の時代があり、どの時代に造られた寺院の遺跡かでレリーフも違ってくるのです。なので、本当にいろんなヴァリエーションがあって、観ていて楽しかったです。


アンコール・トム


アンコール・ワット
こういった女神（デヴァター）像はあちこちにあって、どれも髪型や装飾品、ポーズなどが違うのだそうです。とてもきれいでした。


同じくアンコール・ワット


タ・ブローム


バンテアイ・スレイ


これもバンテアイ・スレイ


バンテアイ・クデイ


同じくバンテアイ・クデイ

いかがでしたか?
写真の腕はおいといて、どれも表情豊かで素敵な石像だと思いませんか?日本は石の建造物がほとんどありませんから、石像も滅多にないですよね。もちろん、木彫の温かさも良いですが、木よりもずっと彫るのが難しそうな石像にも心惹かれるものがあります。
さ、写真より実物が見たくなった方、ぜひカンボジアへお出かけ下さいね！（にわか観光大使の気分）

コメント 10

石の質感が、日本ではなかなか見られない感覚ですね。
きれいです〜！
とくに、最後の一枚の躍動感がすごい。
ほんとに踊ってますね♪

by palette (2010-08-30 08:28) 

mamiさんの写真と記事で、
かなり行きたくなってますよ(^^)
うちの猫たちが、もうちょっと大きくなって
お留守番出来るようになったら、海外も行ってみたいなあ～～
by リュカ (2010-08-30 20:05) 

paletteさん、こんばんは。
石像の質感って、木とも金属とも違う、不思議な温かさを感じるんですよ。それでいて、さびない、腐らない強さも。面白いですね。

そうそう、踊ってるんです！現代でも似た動きがアプサラ・ダンスに見られるそうですよ。
by mami (2010-08-30 23:47) 

リュカさんはまだ若いから、数年後でもきっと大丈夫です。
同年輩の友人には、早く行かないと体力がもたない、と脅していますが（笑）。
いつかきっと行ってみて下さいね！

by mami (2010-08-30 23:50) 

おお、いろんな神様（仏様）が乱舞してますねぇ。すごいなぁ。見てみたい！
日本は自然の石をそのままご神体にしちゃうケースが多いのかも。
by ぶんじん (2010-08-31 21:58) 

ぶんじんさん、こんばんは。
特にヒンズー教の神様たちはやけに人間ぽいというか（ギリシャ神話なんかもそうですが）、喧嘩したり、恋したり、踊ったり、いろいろお忙しそうでした（笑）。

＞日本は自然の石をそのままご神体にしちゃうケースが多いのかも。
ああ、なるほどそうですね！そこからさらに仏像を彫りだして二重信仰になる場合もありますものね。
アジアは、西欧や中近東などより、やはり宗教的に寛容な気がカンボジアでもしました。
by mami (2010-09-01 00:00) 

私もずいぶん前ですが、アンコールワット、トムに行ったので、懐かしく読ませていただきました。今でもプロペラ機で、というのに驚きました。
彫刻は、私も気に入ったのを写真に撮ってきてます。
by TaekoLovesParis (2010-09-02 00:27) 

TaekoLovesParisさん、こんばんは。
あ、さすが、もう以前に行かれたんですね！どこも見応えがあって素晴らしい世界遺産でした。
修復作業が進む一方で、木の侵食も進んでいますから、TaekoLovesParis さんがご覧になったときとは微妙に変わっているかもしれませんね。
by mami (2010-09-02 23:21) 

アンコール遺跡群のレリーフは表情が豊かで見ごたえありますね。
お写真、とても素敵だと思います。
by lucksun (2010-09-06 15:14) 

lucksunさん、こんばんは。
アンコール・ワットのレリーフ、ほんとに素敵ですよね。
もう塔には登りたくないけど、レリーフや石像はもう一度もっと時間をかけて見に行けたらなあ、と思います。

写真はド素人なので、おほめいただくと恥ずかしいです。ま、カメラのおかげと言うことで（笑）。
by mami (2010-09-06 23:25)