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ミッシェル・カミロ@ブルーノート東京 [音楽]

4月13日 1st ステージ

MICHEL CAMILO TRIO
“THE BEST OF MICHEL CAMILO”
ミッシェル・カミロ・トリオ“THE BEST OF MICHEL CAMILO”

ドミニカ出身のスーパー・ピアニスト、ミッシェル・カミロ。去年の東京JAZZで初めてライヴを観て「やられた!」という感じで、今回のブルーノート公演も心待ちにしていた。

平日の1stのせいか、客席は若干の空席もあり。女性客も多かった。

席は一人で行くときの常で、後部のスツール席にしたのだが、座ってから「あ、しまった。カミロの手(というか鍵盤)が見える席にしてもらえばよかったな~」と気がついたけど、まあいいや。なにしろ、あの驚異的な速さで動く指がね、ちょっとした見物なんだもの。

黒っぽいTシャツ姿で登場のカミロ。二の腕が太い(笑)。ジムとかですごく鍛えていそう。あの筋肉があって初めてあの腕の運動量をこなせるのか!?なんて思ってしまう。だってほんとに、目にも留まらぬ動きを見せるときがあるのよ。カミロさん、あなたほんとに腕二本指十本ですか!?レクター博士みたいに指6本ありませんか?(笑)。

でもカミロが良いのは、そういう超絶技巧の曲だけじゃなく、美しいリリカルな曲もしっかり聴かせてくれるところ。一曲一曲が長いのが多かったけれど、初めはしっとりとピアノソロで始まって、するっと曲調が変わってノリノリになったり、あるいはまるで壮大な叙事詩を思わせるような荘厳ささえ感じさせたり、さすが「ベスト・オヴ・ミッシェル・カミロ」と銘打った公演だけあって、最初から最後までオーディエンスを惹き付けて離さない、カミロの魅力炸裂のステージだった。

メンバーも、派手さはあまりないがでもよく見るとすごいことやってるベースのフローレス、カミロとがんがん掛け合ってたドラムのアーモンドと凄腕揃い。
演奏が始まるともう呆気にとられてしまって、お料理に手を伸ばすのを忘れてしまうくらいだった(笑)。

パーソネル:
Michel Camilo(p)
ミッシェル・カミロ(ピアノ)
Charles Flores(b)
チャールズ・フローレス(ベース)
Cliff Almond(ds)
クリフ・アーモンド(ドラムス)

カミロの演奏を観た(聴いた)ことがない方は、ぜひこちらをチェック
http://www.bluenote.co.jp/jp/movie/michel_camilo/


Spirit of the Moment

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  • 出版社/メーカー: Telarc
  • 発売日: 2007/04/24
  • メディア: CD



Michel Camilo

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TaekoLovesParis

ミッシェル・カミロについて全く知らなかったので、リンクのbluenoteのサイトを見てきました。すばらしいテクニックなのですね。指が6本(笑)
今度、ライブがあるときは、ぜひ、行きたいです。

by TaekoLovesParis (2009-04-27 01:07) 

mami

TaekoLovesParisさん、こちらにもありがとうございます。
カミロはほんとに凄いテクニックの持ち主ですが、技術だけじゃなくて音楽性も豊かで、バリバリラテン系の曲はもちろん、スローなバラードもしっかり聴かせてくれます。
このところ毎年のように来日しているので、ぜひ次回は聴いてみて下さいね。
by mami (2009-04-27 15:45) 

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