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THIS IS JAPAN IN TOKYO [美術]

東京富士美術館
https://www.fujibi.or.jp/thisisjapan/

八王子の美術館、うちからは横浜に行くより遠くて、これまでなかなか出かける機会がなかった。
知らなかったけど、創価学会の施設なんですね。

この展覧会は所蔵品の中から日本美術を「キモカワ」「サムライ」「デザイン」「黄金」「四季」「富士山」などのテーマでわかりやすく陳列。
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円山応挙「狗子之図」
これは「キモ」はなくただ「カワ」イイ、可愛い。応挙はよく似た仔犬図を何点も描いていて、よほど犬好きだったのかな。

キモカワでは他に若冲や国芳など。

サムライでは刀剣、甲冑などの他に合戦図なども。

個人的に楽しかったのは「デザイン」のコーナー。琳派の絵画を中心に、書跡など美しいものが並ぶ。
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伝 俵屋宗達 松桜図屏風

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鈴木其一 萩月図襖


「黄金」のコーナーは金箔をふんだんに使った狩野派の屏風、蒔絵の道具など。
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桐鳳凰蒔絵硯箱
金梨子地(きんなしじ)に平蒔絵と高蒔絵が施された豪奢な硯箱。

四季のコーナーも日本画らしい美しい作品が並ぶ。琳派、狩野派などの屏風絵、明治以降の日本画も多い。
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横山大観 「春秋」

「富士」ではもちろん北斎の富嶽三十六景や広重の東海道五十三次などの浮世絵が多いがこの吉田博の版画があったのが嬉しい。
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吉田博 「鈴川」

どのコーナーも優品が多く見応え十分。遠くまで行った甲斐があった。
常設展示もあり、こちらは西洋絵画もたくさんあってこれも楽しめた。

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