SSブログ

茶の湯のうつわ展 [美術]

出光美術館
(既に終了)

チラシ.jpg
この春から茶道具の展覧会が多いが、これもその一つ。東博のように国宝、重文がバンバンあるわけではないが、幅広い種類の佳品がそろった。
東博に比べるとこちらは茶碗に重点を置いている感じ。楽焼き、萩、唐津、織部、朝鮮からの唐物ももちろん、そして東博ではほとんどなかった京焼などの色絵のものも。バラエティに富んでいるという点ではこちらの方が楽しかった。東博はちょっと「侘び寂び」にこだわりすぎの感じもしたので。

2.jpg
萩茶碗 銘 雪獅子

1.jpg
仁清 色絵扇面散文茶碗

渋い萩焼と色絵の仁清。対照的だなあ。

また江戸時代の茶人として知られる松江藩松平不昧縁の「雲州蔵帳とその美」として、松江藩の所蔵品の調べ帳とそこに載っている器のいくつかも展示。大名茶人の好みも興味深かった。

後この展覧会では抹茶だけでなく煎茶の器や、懐石料理の器も取り上げられていて、それも目に楽しかった。

私自身はお茶はやりませんが、器を見るだけでも十分奥が深くて楽しい。まあ、まだまだ焼き物の良し悪しはさっぱりわかりませんが。
nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。