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東京JAZZ 2014 [音楽]

9月7日(日) 昼の部
東京国際フォーラムホールA

去年は行けなかった東京JAZZ。二年ぶりに参加。
今年からチケットのランク分けが増えて安い席ができて嬉しい。このホールじゃよっぽど前以外は後ろでも一緒だもん。

この部のテーマは”This is Jazz"。3組のそうそうたる顔ぶれが登場。

1st ステージ 
The Quartet Legend featuring ケニー・バロン、 ロン・カーター、 ベニー・ゴルソン、 レニー・ホワイト
名前を見ただけでもおお、となるビッグネームが共演。
タッチの美しいバロンのピアノに酔いしれる。
ベースのカーターはアンサンブルの中では縁の下の力持ちなのに、ソロになるとバッハの無伴奏チェロ組曲のメロディを取り入れた渋い演奏で魅せる。
ゴルソンのサックスはブイブイとメロディアス。
そしてホワイトのドラムのびりびりした格好良さ。
古き良き、と言うのでもない、あくまで現役バリバリのレジェンド達の活きの良い演奏。

STABLE MATES
SONIA BRAGA
L's Bop
[Ron Carter Solo]
You Are My Sunshine
J.S.Bach's Prelude
CUT + PASTE
BLUES MARCH
WHISPER NOT


2nd ステージ
小曽根真 featuring No Name Horses VS クリスチャン・マクブライド・ ビッグバンド
日米ビッグバンド対決と言ったところか。
アメリカ勢は白いシャツ、日本勢は黒で迎え撃つ。
次々にソロでリレーしながら躍動的でワクワクさせる音楽を聴かせるマクブライドバンド。もちろん、マクブライドのベースのソロもたっぷり。奇しくも先のロン・カーターに続いてベースの巨匠を一日で聞ける幸せ。個人的な好みで言うと、明るく楽しいマクブライドの方が好き。

小曽根は手兵というか仲間No Name Horsesとガーシュインの「ラプソディー・イン・ブルー」で華麗なピアノを。No Name Horsesの演奏はもちろん名人揃いで上手いが、アメリカのバンドの演奏を聴いた後では、とてもきっちりしてお行儀良く聞こえてしまう。クラシックみたい。良くも悪くも日本人だなあ、なんて思ってしまった。

最後は両バンドの共演で、小曽根がリハーサルの3時間前に書き上げたという新曲かつおそらくこの一度きりの演奏という「バウンシング・ツー・ビッグ・シューズ」を熱演。いやあ、盛り上がったのなんの。小曽根さんもMCで音楽はバリアを越えると言っていたけど、ほんとにジャズって楽しい、音楽って素敵、と思えた。

クリスチャン・マクブライド・ビッグバンド
Shake in Blake
The more I see you
In a hurry
小曽根真 featuring No Name Horses
Rhapsody in blue
小曽根真 featuring No Name Horses & クリスチャン・マクブライド・ビッグバンド
Bouncing in two different shoes


3rd ステージ
ハービー・ハンコック and his band featuring ヴィニー・カリウタ、 ジェームス・ジーナス and リオーネル・ルエケ
今年いちばんのお目当てはハービー・ハンコック。生で聴けるなんて思ってなかった。
この日の3組の中では一番先を行ってるというか、モダンというのか、鋭角的というのか、な演奏。うん、ああ、私には良さがちょっとよくわかんないな~、と(汗)。あ、もちろんハンコックもバンドのメンバーも凄腕なことくらいはわかるけど、もっとハンコックの美しいピアノでメロディアスな音楽も聴きたかったな、と正直なところ思った。でもハンコックのファンはそんなこと思わないのかな?

Actual Proof
Seventeen / Watermelon Man
Speak Like A Child
Cantalope Island / Flying / Cantalope Island
Rock It / Chameleon


今年の東京JAZZはチケットも完売したようで、数年前まではホールAだと後ろの方は結構空席があったのに、年々人気が高まってるのね。さて来年は誰が来てくれるかしら。
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