イザベル・ファウスト・リサイタル [音楽]
6月26日(木) 東京芸術劇場
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第29番 イ長調K.305
シューベルト:
幻想曲 ハ長調D.934 Op.159
シューマン:
3つのロマンス Op.94
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調Op.108
生で聴くのは初めて。今とても脂がのったヴァイオリニストの一人。
演奏はテクニックはもちろん素晴らしいが、とても知的で熱くなりすぎず、一見いや一聴こざっぱりとしているようで深い思索が感じられる。ただしっとりとした情緒や暖かみには欠けるようにも感じられ、「熱演」というふうではない。そこが好き嫌い分かれそう。4月に聴いた庄司紗矢香の演奏とは好対称。よく似たプログラムなだけに面白かった。私としては、どっちをもう一度聴きたいかというと紗矢香ちゃんだな。
とは言え、メルニコフの端正で美しいピアノとも良いコンビで、室内楽的アプローチの聴き応え十分な演奏会だった。
ただ、自分の席がステージサイドだったせいか、ヴァイオリンよりピアノの方が音が大きく聞こえてバランスが悪かった。正面の良い席だったらもっと受ける印象も変わっていたかも。
ヴァイオリン:イザベル・ファウスト
ピアノ:アレクサンドル・メルニコフ
モーツァルト:
ヴァイオリン・ソナタ第29番 イ長調K.305
シューベルト:
幻想曲 ハ長調D.934 Op.159
シューマン:
3つのロマンス Op.94
ブラームス:
ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調Op.108
生で聴くのは初めて。今とても脂がのったヴァイオリニストの一人。
演奏はテクニックはもちろん素晴らしいが、とても知的で熱くなりすぎず、一見いや一聴こざっぱりとしているようで深い思索が感じられる。ただしっとりとした情緒や暖かみには欠けるようにも感じられ、「熱演」というふうではない。そこが好き嫌い分かれそう。4月に聴いた庄司紗矢香の演奏とは好対称。よく似たプログラムなだけに面白かった。私としては、どっちをもう一度聴きたいかというと紗矢香ちゃんだな。
とは言え、メルニコフの端正で美しいピアノとも良いコンビで、室内楽的アプローチの聴き応え十分な演奏会だった。
ただ、自分の席がステージサイドだったせいか、ヴァイオリンよりピアノの方が音が大きく聞こえてバランスが悪かった。正面の良い席だったらもっと受ける印象も変わっていたかも。
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