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マティアス・ゲルネ バリトン・リサイタル [音楽]

5月13日(火) 紀尾井ホール

世界トップクラスのバリトン歌手、ゲルネのリサイタル。ひょんなことでチケットをいただいたので出かけた。
男声のリートを聴くのはとても久しぶりで新鮮。女声の方は時々聴くのだが、なぜだろう、男声はちょっと私には地味に聞こえて敬遠気味だった。

今回は三夜連続で、シューベルトの三大歌曲を歌うというプロジェクト。この日はその一日目でプログラムは「水車小屋の娘」全曲。休憩、アンコールなしで約1時間20分。

歌曲集「美しき水車小屋の娘」D.795 op.25
ピアノ アレクサンダー・シュマルツ

見た目に似合わぬ(失礼!)リリカルで甘い美声。
青年の恋と失恋、希望と挫折という青春の光と影をくっきりと描き出す。甘やかに恋心を歌い、激しく絶望を歌う。
シュマルツの的確な伴奏とともに情景が鮮やかに浮かぶよう。
残念ながら私はドイツ語がさっぱりわからないのだが、もし完璧に理解しながら聴いていたなら、きっと涙してしまったと思う。

人間の声って素晴らしい。シューベルトの歌曲は本当に素敵。と改めて感じた。やっぱりリートはいいなあ。
また聴きに行こう。


シューベルト:美しき水車小屋の娘(全曲)

シューベルト:美しき水車小屋の娘(全曲)

  • アーティスト: シューベルト,シュナイダー(エリック)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2002/10/23
  • メディア: CD



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