今年もあと少し。最後に少しこの一年を振り返ってみます。
今年このブログのアップ数は133。今年もたくさんいろんなものを見聞きしましたわ~!

昨年末勘三郎が、今年2月には團十郎が亡くなり辛い年明けでしたが、なんと言っても歌舞伎座新開場という大きなことがあって、歌舞伎が今年も中心だったかな。
柿落とし公演は豪華な顔合わせ.名作が次々上演されて、胃もたれしそうな位。
もちろん我が吉右衛門さんは獅子奮迅のご活躍。お体が心配でしたが、ともかくも年末まで走り通されました。落涙。

私的吉右衛門さん今年のベスト3は
1・10月の知盛
2・1月の吃又
3・5月の石切梶原
にしておきます。(ほんとは選べな~い)

播磨屋さん主演でない舞台では
1・10月の義経千本桜通し:仁左衛門さん権太と菊五郎さん忠信
2・4月の盛綱陣屋 
3・5月の二人娘道成寺
が忘れられません。
更に追加で松緑の暗闇の丑松も強く印象に残りました。

文楽ではやはり9月の伊賀越え通し。忠臣蔵などに比べると観る機会も少ないだけに貴重な上演。
1月の十種香奥庭も素晴らしかった。

美術展では狩野山楽山雪展、エル・グレコ展、江戸絵画の奇跡展など。

音楽はコンセルトヘボウ、スカラ座管、ロンドン響といったオケの名演はもちろん、チェロのウィスペルウェイ、ケラスも堪能。

ほんの一部を挙げましたが他にもたくさん素晴らしい体験をしました。
来年も素敵な出会いがありますように。

今年一年拙ブログにお付き合いくださりありがとうございました。
みなさま良いお年をお迎えくださいませ。