今年見聞きしたいろいろ。

歌舞伎 58回(リピート除く)
文楽 20回
演奏会 14回
展覧会 41回

ざっとブログの記事を数えただけでこんな数字に・・・!ひぃぃ、そんなに観たっけ。観たな。観たよ。特に歌舞伎。いくら何でも多すぎるわ。。。播磨屋さんの襲名公演が続いたので、あっちこっち遠征したし。来年は控えよう。

歌舞伎では、猿之助と勘九郎の襲名があり、一方で雀右衛門さんと勘三郎さんの訃報がありました。特に勘三郎さんはお歳から言ってもまさかのことで、贔屓のショックは測りしれません。

心に残る舞台は、1月の吉右衛門さんと鷹之資君による「連獅子」。家や血縁を越えて受け継がれる歌舞伎の心に感動。
2月の「鈴ヶ森」、勘三郎さんと吉右衛門さん久々の共演による大舞台。歌舞伎の醍醐味を味わわせてもらいました。これからもああいう舞台を見せてもらえると期待していたのに。。。
播磨屋贔屓としては、今年は俊寬、熊谷、寺子屋の松王、等々当たり役を数多く見せて頂き大満足でした。

播磨屋さん以外では、仁左衛門さんの7月の「荒川の佐吉」12月の「忠臣蔵五、六段目」の勘平が素晴らしかった。
若手では、菊之助、松緑の活躍が目を引きました。

文楽はやはり11月の忠臣蔵が総力を挙げた公演。2月の寺子屋の文雀さんの千代、5月の勘十郎さんの阿古屋などが素晴らしかった。三谷文楽の成功も嬉しい。ぜひ大阪で上演を。

音楽は今年はあまり生で聴いてなくて。。。クラシックではマキシム・ヴェンゲーロフの復活が嬉しかった。ブロムシュテットとバンベルク響のドイツ音楽の王道のような演奏も印象的。

美術では、「国芳展」「簫白展」がダントツの面白さ。西洋画では「メトロポリタン美術館展」「ボストン美術館展」「セザンヌ展」など。掘り出し物的には「吉川霊華展」が良かった。でもめちゃくちゃ良かった~!って感動するほどのには出会えなかったような気も。

ともあれ、いろいろ観て聴いて、今年も充実した一年でした。
来年はいよいよ歌舞伎座新開場。素晴らしい舞台を見せて頂けると今から期待で胸がいっぱいです。

今年も拙記事にお付き合いいただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
みなさま、良いお年をお迎え下さい。