みなさま、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

私のお正月は大阪の実家に帰って文字通りの寝正月です。
今日はやっと起き出して(笑)、松竹座へ初芝居に行ってまいりました。
その感想は東京に戻ってからゆっくり書きますが、劇場で置いてあったチラシを見てびっくり。

例年5月に歌舞伎座で興行されていた「團菊祭」が、今年は松竹座で行われるそうな...!
(演目は未定だそうです)

そうか、4月で現歌舞伎座がおしまいになっちゃうから、そういうことになるんですねえ。
ということは、東京の歌舞伎ファンは今年は團菊祭は観られない、と...。
ファンにとっては毎年5月の風物詩みたいなものですから、ちょっと寂しいですよね。
これから他の公演でも、似たようなことがあるんでしょうねえ。

もちろん、地方公演が増えることは地元のファンにはうれしいことだと思いますから、それは良いんだけど、その分東京の公演が実質的に減ってしまうとなると、やっぱり気持ちは複雑です。
そうたびたび地方公演に遠征する財政的な余裕もないし。
こんなことを言うと、地方のファンの方には「私たちはいつも東京まで遠征してるのよ」って怒られそうですけど..。
東京のファンのわがままだともわかってるんですけど..。

新しい歌舞伎座が出来上がるまで3年、ですか?
その間の興行はどうなっちゃうのかなあ、と改めて不安になったのでした。