6月22日

6月の梅雨空の下、前々から念願だった鎌倉へ省吾さんのファン仲間と紫陽花を見に行った。
きっかけはもちろん、省吾の歌「紫陽花のうた」。
DVDにも映っている鎌倉の風景をみんなで見に行こうと。

日曜とあって、北鎌倉の駅から凄い人。
駅に着いたときは雨は降っていなくて、でも蒸し暑い。
最初に向かったのは明月院。紫陽花で有名なお寺。
本当に境内いっぱいの紫陽花。そのほとんどが青い花の種類「姫あじさい」だとか。

でも中には真っ白の花のがあって、珍しく、とても清楚で綺麗だった。

他にも可愛い種類が。確かガクアジサイと言うのだったかな。


雨の滴に濡れて、花と葉がしっとりと輝いているようでとても綺麗。


明月院にいる間にやっぱり雨が降り出した。梅雨だもんねえ。しかたない。

次に寄ったのは圓應寺。ここは紫陽花はないけれど、閻魔様の像など人が死後に出会うという十王の、ちょっとユーモラスで恐いお顔の像が並ぶ。

今回は紫陽花目当てなので、建長寺や鎌倉八幡宮には寄らず。
ランチの後は、江ノ電に乗って極楽寺駅で降り、成就院へ。
ここも、沿道から山門に上がる狭い参道の両側にびっしり紫陽花が。

こちらは明月院と違って、色とりどりで華やか。


ピンクの花はまるで大輪のバラのよう。

そしてこの参道の向こうに海が見えるのが絶景。なにぶん人が多くて上手く撮れなかったが雰囲気はわかっていただけるかと。




雨足がいっこうに弱まらないので、観光はここで終わりにして、ふたたび江ノ電で和田塚に戻り、駅を出てすぐ線路を跨いで(!)行く甘味処「無心庵」へ。
名物の豆かんをいただいて、満足満足。

これは「クリームあん豆かん」

鎌倉に行ったのは実に20年ぶりくらい。今回は足を運べなかったお寺などもたくさんあるし、またゆっくり訪れてみたい。ただ、出来れば平日のもう少し人が少ないときがいいな。