2月28日(火) 東京宝塚劇場


「グランド・ホテル」
「カルーセル輪舞曲」

(まともな感想ではないです)

10何年ぶりの宝塚観劇。去年見たミュージカル「グランド・ホテル」を宝塚でも再演すると聞いて、なんとしても見たくなって、ヅカファンのお友達にお願いしてチケットを取ってもらった。
久しぶりすぎて、初めてと同じ気分。
当然、出てる人は知らない人ばかり。
わー、でもやっぱり皆さん素敵。

「グランド・ホテル」の方は、前回の宝塚初演ではオットーとフラムシェンをトップコンビが演じたのに対し、今回はトップお披露目の玉城りょうさんと愛希 れいかさんが男爵とエリザヴェータをやったので、多少印象が違ったかな。
玉城さん、少し陰のある男爵がお似合い。愛希さんが大人の女の可愛らしさ。
個人的に目が止まったのはオットーを演じた美弥 るりか さん。宝塚としては異色の性格俳優的な役をしっかりこなして、また歌声が初演の涼風さんに感じが似ていて。

この作品は宝塚向きとは思えなくて、だからもう再演はないのかと思っていたので、正直今回再演されたのも意外だった。でも本当に素晴らしい作品なので、劇団にとってチャレンジングであっても財産だと思うのでまたやると良いなあと思う。

ショー「カルーセル輪舞曲」の方は、これぞ宝塚!という華やかで楽しいショー。ドラマが重かったのでバランスがとれて良かったと思う。
何しろ、ドラマと違って誰が誰だかわからないので(苦笑)、デュエットダンス素敵!男役さん達の黒燕尾の群舞最高!と、ただただうっとりと眺めている間に、あっという間に大階段。羽背負って降りてくるのは全く変わってないのね~。

またはまる気はないけど、宝塚はやっぱり夢の世界ね。と改めて感激。