SSブログ

アントニオ・メネセス・リサイタル [音楽]

11月21日(火) 東京文化会館小ホール
Screenshot-2017-12-6 Print - pdf171121 pdf.png

チェロ:アントニオ・メネセス
ピアノ:田村響

ベートーヴェン:ヘンデルの『ユダス・マカベウス』の「見よ、勇者は帰る」の主題による12の変奏曲 ト長調 WoO 45
ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 op.65
J.S.バッハ:トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV564より アダージョ
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番より アリア「カンティレーナ」
ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第2番より トッカータ「カイピラの小さな汽車」
ヒナステラ:パンペアーナ第2番 op.21
ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
【アンコール】
シューマン:民謡風の5つの小品 op.102 より 第4曲
ヴィラ=ロボス:「アマゾンの森」より “感傷的なメロディ”

メネセスを聴くのは2年前だったか、ピアノのピレスとのデュオ以来。あの演奏会がとても良かったので今回もとても楽しみに。

大学教授みたいな知的な紳士風な風貌のメネセス、演奏もかっちりとして真摯で誠実さが感じられる。弱音からしっかり響く豊潤な音色も美しい。ショパンのソナタの美しかったこと。
意外に面白かったのが後半のヴィラ=ロボスとヒナステラ、お国もの故かノリノリで諧謔味もあり新しい面を見た思い。

ピアノ伴奏は田村響さん。名前は知っていたけど演奏は初めて聞いたが、上手いね~。ショパンのチェロソナタは、さすがショパンなピアノ大活躍だけど、華麗なテクと美しい音色で聴かせる。ヒナステラはピアノも熱演。即席コンビだと思うけど、息もぴったり。今度ソロでも聴いてみたい。

蛇足だがメネセスさんも田村さんも黒燕尾に白いチョッキ、白の蝶ネクタイという正装でした。近頃ではクラシックの演奏会でも珍しい気がしてむしろ新鮮だった。


ウィグモア・リサイタル

ウィグモア・リサイタル

  • アーティスト: ブラームス,バッハ,シューベルト,メンデルスゾーン,ピリス(マリア・ジョアン),メネセス(アントニオ)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2013/02/27
  • メディア: CD



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。