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ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 [音楽]

11月20日(月) サントリーホール

指揮:ダニエレ・ガッティ
ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61
(アンコール J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番より「アレグロ」BWV1003 (ヴァイオリン・アンコール)
ブラームス:交響曲第1番ハ短調op.68

前半はツィマーマンとのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲。先週のカヴァコスとは対照的なかっちりした音楽。楷書の技。音が豊かで美しい端正な演奏。このベートーヴェンは好み!

コンセルトヘボウ管はかつてのいぶし銀な響きではなく、音が若返ったみたい。それともガッティの躍動的な指揮に引っ張られてか、とても前向きで明るいブラ1。木管の音色が美しくため息ものの第二楽章は至福。ガッティは聞く人を元気にしてくれる。
でも個人的にはブラームスはもうちょっと渋い演奏が好き。ガッティはロッシーニとか凄く良いと思うけど。

ともかく、さすがは世界のトップ・オケの一つという貫禄の演奏。
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