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大名茶人 松平不昧展 [美術]

三井記念美術館

ちらし.jpg

松江藩主松平不昧は茶人として知られ、茶道具の収集家としても一流の審美眼を持っていたことで知られる。その没後200年を記念しての展覧会。
古くからの名器を収集するだけでなく、自らの好みの器や道具を同時代の職人に作らせた。

月並みな言葉だが、とにかく趣味が良い。
中国の天目茶碗、室町時代の赤楽茶碗などの品の良い名器は言うに及ばず、蒔絵の名人原羊遊斎に作らせた道具類もゴテゴテしないすっきりしたデザインで美しかった。
書や絵も一流で、江戸時代の大名の文化的水準の高さもうかがえた。

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「菊蒔絵大棗」 原羊遊斎 作 文化14年(1817)
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