SSブログ

ドリトル先生 [読書]

「ドリトル先生」って、今ブームなんですか?
見てないけど、テレビドラマのタイトルにもなってるし、雑誌「考える人」では特集組んでるし。

読んだのはもうはるか昔の小学生の頃だった。
親と本屋に行って好きなのを買って上げると言われて、何となく、たぶん表紙の絵に惹かれて選んだのが「ドリトル先生航海記」だった。
動物とお話ができる、ユニークで優しいお医者さん、というのは子供にはとても魅力的で、何度も繰り返して読んだっけ。
でもドリトル先生はシリーズで他にもたくさん本があることには気づかないまま年月はたち、特別動物好きと言うほどでもなかったので、大人になってからまた読もうという気もなかった。

でも「考える人」の特集を読んでいたら、なんだか猛烈に読みたくなってきた。
だって知らなかったことがいっぱい。
日本語訳はかの井伏鱒二。へえ、そうだったの?
ドリトル先生はオリジナルでは”Dr.Dolittle" つまり、do little 役に立たない人。
頭が二つついてる不思議な動物「オシツオサレツ」は ”Pushmi-Pullyu" すなわち ”push me pull you”。
井伏鱒二って、翻訳というか意訳の天才!?と思ってしまうような絶妙な命名。

これはもう一度読み返してみなくては。それもできれば原書と比較しながら。(それは、無理か)
でも図書館では子供向けの書架かな?


ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

ドリトル先生航海記 (岩波少年文庫 (022))

  • 作者: ヒュー・ロフティング
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2000/06/16
  • メディア: 単行本





考える人 2010年 11月号 [雑誌]

考える人 2010年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/10/04
  • メディア: 雑誌



nice!(6)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 6

コメント 6

ぶんじん

娘に全巻買ってあげたけど、何巻まで読んだのかな。私も全部は読んでいないので、借りて読んでみたくなりました。でも、なんで流行っているんでしょうね?
by ぶんじん (2010-11-16 20:18) 

そらへい

私が子供のころ、この本は一般にあまり流布していなかったのでは?
と思うくらいスルーしてますね。
最近、なかなか面白い本に出合えていないので
とりあえずはどれかひとつ、読んでみる価値はありそうですね。
by そらへい (2010-11-16 21:21) 

mami

ぶんじんさん、
おお、さすがぶんじん家には全巻揃っているんですね。近くだったらお借りしたいわ。
ぜひお読みになって、感想をブログにアップして下さいね。
なぜ今、ドリトル先生、なのかは謎ですね。
by mami (2010-11-16 23:22) 

mami

そらへいさん、
そらへいさんがお幾つかわかりませんが、「ドリトル先生」シリーズは児童文学としては古典なので、コンスタントに読み継がれてきていると思いますので、たまたま出会いがなかったのでしょうね。
大人が読んでもきっと面白いと思いますよ。
まず1冊、となるとやっぱり「ドリトル先生航海記」かな?
by mami (2010-11-16 23:26) 

palette

子どもの頃、映画を見たことがあります。
ドリトル先生は、レックス・ハリソンだったと思います。
懐かしいですね〜!
「おしつおされつ」も、ちゃんと登場して、足4本、前後に頭でした。こども心にも、不思議でたまりませんでしたよ(^^;
by palette (2010-11-19 00:27) 

mami

paletteさん、
映画もあったんですか、それは観たことないです。アニメじゃないならオシツオサレツは特撮?面白そう。今ならCGで簡単に作っちゃうんでしょうね。今から思うと、昔のそういう「手作り」っぽいのも良いですね。
by mami (2010-11-19 00:51) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました